オムニチャネルDay　プログラムの詳細

10:00 ～ 10:10　＜オープニング＞ご挨拶　一般社団法人日本オムニチャネル協会　会長　鈴木康弘

10:10 ～ 11:00　金融を核に金融を超える

北尾 吉孝氏

SBIホールディングス株式会社
代表取締役　会長　兼　社長
モデレーター：鈴木 康弘

<プロフィール>
1951年兵庫県生まれ。74年慶應義塾大学経済学部卒業。同年野村證券入社。 78年英国ケンブリッジ大学経済学部卒業。 89年ワッサースタイン・ペレラ・インターナショナル社（ロンドン）常務取締役。 91年野村企業情報取締役。92年野村證券事業法人三部長。 95年孫正義社長の招聘によりソフトバンク入社。現在SBIホールディングス代表取締役会長兼社長。 公益財団法人SBI子ども希望財団理事、学校法人SBI大学理事長、 社会福祉法人慈徳院理事長などを務める。著書『人間学のすすめ』（致知出版社）など多数。

11:10 ～ 11:40　サプライチェーンの成功の鉄則は業界の壁を超えた共創

岸良 裕司氏

株式会社Goldratt Japan　代表取締役
モデレーター：逸⾒ 光次郎

<プロフィール>
１９５９年生まれ。ゴールドラットジャパンＣＥＯ。全体最適のマネジメント理論ＴＯＣ（Ｔｈｅｏｒｙ ｏｆ Ｃｏｎｓｔｒａｉｎｔｓ：制約理論）をあらゆる産業界、行政改革で実践。活動成果の一つとして発表された「三方良しの公共事業改革」は、ゴールドラット博士の絶賛を浴び、２００７年４月に国策として正式に採用された。成果の数々は国際的に高い評価を得て、活動の舞台を日本のみならず世界中に広げている。２００８年４月、ゴールドラット博士に請われてゴールドラットコンサルティング（現ゴールドラット）ディレクターに就任し、日本代表となる。

11:40 ～ 12:00　<ゴールドースポンサー>　不確実性の時代に挑むDXの取り組み

藤井 創一氏

日本マイクロソフト株式会社
エンタープライズ事業本部 流通サービス営業統括本部 流通業施策 担当部長
モデレーター：林　雅也

企業を取り巻く環境の変化は、抗いがたく大きく、さらに速いものとなり「不確実性の時代」といえます。変化への対応とビジネス改革の重要性が語られ始め、その実現をテクノロジでサポートするDX という考え方は、企業の存続をかけた喫緊の課題として強く認知されました。 小売業を例に、不確実性の時代に挑むDXの取り組みを紹介させていただきます。

<プロフィール>
国内流通業向けSI営業及びプロマネを経て、2001年日本マイクロソフト入社。リテイルインダストリーマネージャーとして同社流通業（小売・卸・消費財製造業）向け戦略策定と市場開拓を担当、同業界向けソリューション開発及び販売・マーケティング施策活動全般に従事。また同社業界貢献活動として、2001年より流通業IT国際標準仕様の策定団体“OPOS/.NET流通システム協議会”の代表幹事、日本小売業協会CIO研究会、日本オムニチャネル協会など多数の流通業団体活動に従事。

12:00 ～ 13:00　ランチ＆ネットワーキング

13:00 ～ 13:50　エンターテイメントが生み出すビジネス共創

秋元 康氏

株式会社秋元康事務所　作詞家
モデレーター：鈴木 康弘

<プロフィール>
1958年生まれ、東京都出身。作詞家。東京藝術大学客員教授。高校時代から放送作家として『ザ・ベストテン』など数々の番組構成を担当。作詞家としては美空ひばり『川の流れのように』、AKB48『恋するフォーチュンクッキー』など多くのヒット曲を生む。2015年、作詞家としてシングル・トータルセールスが前人未到の１億枚を突破（オリコン調べ）。企画・原作の映画『着信アリ』はハリウッドリメイクされ、2008年『One Missed Call』としてアメリカで公開。原作の『象の背中』は2012年、韓国JTBCでテレビドラマ化された。近年はオペラの演出や歌舞伎公演の作・演出等も手がける。2022年4月、紫綬褒章を受章。

14:00 ～ 14:30　内製による人材リスキリングは組織DXを加速させる

青野　慶久氏

サイボウズ株式会社 代表取締役社長
モデレーター：林　雅也

DX（デジタルトランスフォーメーション）は、単なるデジタル化にとどまらず、ビジネスモデルから組織文化まで本質的な変革を引き起こします。しかし、外部からデジタル人材を獲得することは容易ではなく、内部から効率よく育成していく必要があります。本セッションでは、ノーコード技術等を活用してシステムの内製化を進めることで、内部人材のリスキリングを進めながら、組織DXを加速する要諦について討論します。

<プロフィール>
1997年8月愛媛県松山市でサイボウズを設立。2005年4月代表取締役社長に就任。社内のワークスタイル変革を推進し、28%あった離職率を大幅に低減するとともに、3児の父として3度の育児休暇を取得。また2011年から事業のクラウド化を進め、2021年にクラウド事業の売上が全体の80％を超えるまで成長。総務省、厚労省、経産省、内閣府、内閣官房の働き方変革プロジェクトの外部アドバイザーを歴任し、SAJ（一般社団法人ソフトウェア協会）の筆頭副会長を務める。著書に『チームのことだけ、考えた。』（ダイヤモンド社）、『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。』（PHP研究所）、監修に『「わがまま」がチームを強くする。』（朝日新聞出版）がある。

14:30 ～ 14:40　<シルバースポンサー>　決済が切り拓く顧客体験の革新

入口 慎平氏

GMOペイメントゲートウェイ株式会社
イノベーション・パートナーズ本部 モデレーター：渡部 弘毅

GMOペイメントゲートウェイは、これまで決済業界のリーディングカンパニーとしてECの進化とともに様々な業種業態のお客様のご支援をして参りました。このなかで、昨今の決済トレンドを踏まえながらオムニチャネル時代にはどのように決済と向き合っていくべきかについて、皆さまと一緒に考えていきたいと思います。どのようなアプローチで購買行動を捕捉し、それをどのように活用することで顧客体験を革新していくのか、その検討の一助となれば幸いです。

<プロフィール>
1985年生まれ。愛媛県出身。 慶應義塾大学卒業後、コンサルティング会社にて新規事業立上げに従事。 GMOペイメントゲートウェイに入社し、グループ会社・パートナー企業への出向を経て、現職。 対面・非対面の垣根を超えた新規決済ソリューションの企画・営業を推進。 顧客課題からソリューション立案し、具現化することに強み。 ポイント・プリペイド・コード決済等が専門分野。

14:40 ～ 14:50　<シルバースポンサー>　データ戦略の現在地とこれから

近藤 嘉恒氏

株式会社ブレインパッド 執行役員CMO
モデレーター：亀卦川 篤

企業におけるDX推進を語る上で欠かせない「データ戦略」。 画一的かつ標準的な戦略・戦術に加えて、企業独自が持つデータの特性を活かしたデータ戦略がなければ勝ち筋が描けない時代になってきています。
同質化しがちなデータ活用やデジタルマーケティングの枠を超えて企業が取り組むべき「これからのデータ戦略」とは何か？
多種多様な企業の裏側でデータ活用の土台を支える「ブレインパッド社」がその知見とノウハウを語ります。

<プロフィール>
新卒でオービックに入社し、ERPシステムの営業職を経てマーケティング組織の新設に携わる。 その後、エイケアシステムズ（現：チーターデジタル | エンバーポイント）にて営業・マーケティングを統括。 2016年7月にブレインパッドに参画し、主力プロダクト「Rtoaster」の責任者として事業統括、市場シェア拡大を牽引。 2019年7月よりマーケティング部門を統括し、全社のブランディング・プロモーション活動を指揮する。2022年10月より現職。

15:00 ～ 15:30　未来を左右する外食のDXとは？

菊地 唯夫氏

ロイヤルホールディングス株式会社　代表取締役会長
モデレーター：田中 安人

1970年代から本格化した外食の産業化の流れは、社会構造の変化により大きな岐路に立っていると考えます。従来需要サイドのみを意識することで大きな成長の果実を得られた産業が、人材・原材料といった供給面での構造的制約に直面し、大きな変革を迫られているのが現状です。そのような環境下、DXを一つのソリューションツールとしてどのような産業を未来に向けて創造していくのか皆さんと考えるきっかけにしたいと考えます。

<プロフィール>
菊地唯夫（ロイヤルホールディングス株式会社　代表取締役会長） 1965年神奈川県生まれ。1988年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日本債券信用銀行（現 あおぞら銀行）入行。1993年フランスESSEC経済商科大学院大学（ビジネススクール）卒業。2000年ドイツ証券入社、投資銀行本部ディレクターを担当し、2004年執行役員総合企画部長兼法務室長としてロイヤルホールディングス入社。2010年に同社代表取締役社長、2016年に代表取締役会長兼CEO、2019年から現職。2016年から2年間、一般社団法人日本フードサービス協会会長を務めた。 京都大学経営管理大学院特別教授、サービス産業生産性協議会副代表幹事、キャッシュレス推進協議会理事。

15:30 ～ 15:40　<シルバースポンサー>　物流危機を乗り越えるオムニチャネル戦略

斉藤 淳氏

株式会社ecbeing 執行役員
高田 直樹
ヤマト運輸株式会社
グローバルインダストリーマネージャー
モデレーター：小橋 重信

物流業界では、労働時間削減を目指した働き方改革関連法の施行時期が迫っているとともに、ecの普及による増え続ける物流量に対し従来のやり方では、成り立たなくなります。さらに、環境への影響も配慮したサステナブルな企業活動は必須であります。
逆境下のなか、ラストワンマイルを絡めたサプライチェーン改革による顧客体験向上は１社だけでは限界があります。ECプラットフォームのecbeingとヤマト運輸、物流コンサルトの小橋氏で共創の必要性をアパレルを例に語ります。

<プロフィール>
2000年よりECサイト構築パッケージecbeingの製品開発、並びにEC事業者への導入・カスタマイズ開発に従事。 プログラマー、SEを経てプロジェクトリーダーとして 100社以上のECサイトの構築を実施。その後、開発部長に就任。 現在、eビジネス営業本部　執行役員として ecbeing全般のマーケティングやセミナー責任者を務める。

15:40 ～ 15:50　<シルバースポンサー>　ノーコードの衝撃 〜日本のソフトウェア文化が変わる〜

中山 五輪男氏

アステリア株式会社/CXO（最高変革責任者）
モデレーター：川邉 雄司

これまでのようにシステム開発やアプリ開発を外部IT企業に任せてばかりいては日本のデジタルレベルは一向に向上しません。しかし最近ではプログラミング経験はないが現場のことは熟知している社員らが自らノーコードツールで業務アプリを開発し、現場主導型DXを推進している企業が増えてきました。本講演ではノーコードが日本のビジネスに与える影響やDXの効果的な進め方について事例を交えながら講演します。

<プロフィール>
1964年5月長野県伊那市生まれ。法政大学工学部電気工学科卒業。複数の外資系ITベンダーやソフトバンク、富士通の常務理事などを経て、現在はアステリア社のCXO（最高変革責任者）、ノーコード変革推進室室長、および首席エバンジェリストとして幅広く活動中。さらに本年9月に設立されたノーコード推進協会の代表理事にも就任し、ノーコードの日本国内への普及にも務めている。最先端テクノロジーを得意分野とし、年間200回以上全国各地での講演活動を通じてビジネスユーザーへの訴求活動を実践している。様々な書籍の執筆活動や複数のTV番組出演での訴求など、エバンジェリストとしての活動をしつつ、国内30以上の大学での特別講師も務めている。

16:00 ～ 16:30　従来の小売を越えるための研究開発とマインドチェンジ

山本　慎一郎氏

株式会社カスミ 代表取締役社長
モデレーター：郡司 昇

生活者がどこにでもあるものに価値を感じにくくなった現在は、過去の延長線上にはない新たな付加価値が不可欠な時代です。今の店舗小売業を超えていくために、新業態、オリジナル商品MiiL、会員制有料プログラム、BOPIS・Scan&Go等のI T導入といった積極的な挑戦を行なっているスーパーマーケットであるカスミ山本社長から研究開発と社内マインドチェンジについて学ばせていただく貴重な機会にしたいと考えます。

<プロフィール>
生年月日】1959年7月24日生まれ【出身地】石川県。【最終学歴】1983年　中央大学　法学部法律学科卒。【カスミ職歴】2013年3月 入社　顧問。2014年5月 常務取締役　上席執行役員 ロジスティック本部マネジャー。2017年3月 専務取締役　上席執行役員。2018年3月 （兼）ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス（株） ＩＣＴ本部長。2019年3月 （兼）ビジネス変革室マネジャー（兼）ビジネス変革室ビジネスリモデルマネジャー。2020年3月　代表取締役社長（現任）（兼）ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス（株） デジタル本部長（現任）。2020年5月　（兼）ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス（株） 取締役。2022年3月　（兼）ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス（株） 代表取締役副社長（現任）

16:30 ～ 17:00　オムニチャネル協会 2023年度の挑戦
一般社団法人日本オムニチャネル協会　会長　鈴木康弘

17:00 ～ 19:00　ネットワーキング（軽食・ドリンク付き）